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2019年03月17日(日)

エアコンの室外機のクリーニングって必要なの??

まだ春ですが、夏前になってくるとエアコンのクリーニングのご依頼がたくさん入ってくるようになります。

毎年その時にお客様によく聞かれることがあります。

 

『エアコンの室外機のクリーニングってしてもらった方がいいの?』

 

確かにエアコンクリーニングをやっている業者は室外機のクリーニングをオプションでつけていたりすることが多いですね。

でも本当に室外機のクリーニングもする必要あるのかよくわかりませんよね?

ではまず最初に、簡単にエアコンの仕組みを冷房の場合で説明します。

室内のエアコンが冷える代わりに、室外機の裏側のフィン(網の目のような吸い込み口)が熱くなり、室外機の中のファンが空気を流してその熱を放出しています。

つまり室外機では熱いフィンを扇風機で冷やしているという状態ですね。

では室外機が汚れる、つまり熱くなったフィンが目詰まりを起こすとどうなるかというと、室外機のファンが回っても空気が流れにくくなります。

外で熱を放出しにくくなるので、エアコンの効きが悪くなってしまうので、室外機をクリーニングした方がいいと勧めている訳ですね。

さて、ここからがタイトルの『室外機のクリーニングって必要なの?』というところですが、目詰まりをした場合はもちろんクリーニングをした方が良いです。

しかし、室外機というものは基本的にメンテナンスフリーを想定されているので、クリーニングをする前提のものではありません。

よく建物の2階以上の壁に室外機が取り付けられているのを見かけますよね?

あんなのクリーニングするなんて大変です。

ただ、ベランダは洗濯物を干したりペットが居たりすると繊維や毛がたくさん舞うので、目詰まりしやすいため、クリーニングをした方がいい家庭が多いのです。

 

まずは室外機の裏側のフィンを見て下さい。

 

埃や毛や枯れ葉などで目詰まりをしていなければ、クリーニングの必要はありません。

 

じゃあ目詰まりしていたら、業者さんに室外機もクリーニングをしてもらったほうがいいの?

となるかというと一概にそうとは言えません。

プロは分解して高圧洗浄するので、素人ではできないと思われがちですが、掃除機で吸い来みながら歯ブラシや毛の固いブラシ(掃除機の先端についてるものでも可)でフィンに沿ってこすりながら詰まっているものを吸い出せば、空気の通り道を作ってあげることができます。

これをするだけで熱交換の効率はかなり改善されます。

プロに依頼する料金を取り返えせるほどの電気代の差はでないはずです。

自分ではできなさそう、折角エアコンクリーニングを頼んでるんだから一気に全部キレイにしてもらいたい、という方は室外機のクリーニングも一緒に頼まれてもよいかもしれませんね。

 

今日は室外機のクリーニングを頼んだ方がいいのか悪いのか分からない、という方は参考にして頂ければといいというお話でした。

 

 

 

 

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